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総紺革玄

玄 手刺完成まで

面作りはまず面金の台座に井草を木綿生地で巻いて台輪を作っています。井草を使う理由は面布団にしっかりと喰いつき長年使っても型が崩れないためです。一般的に藁巻きと言われるが「玄」はあえて加工をした井草を使用しています。 面の綴じ数は 70 です。綴じる数については職人によってこだわりがありますが、玄のこだわりは綴じの深さにあります。頑丈に作られた手刺の面布団を深く付き刺し、面をすばやく綴じていきます。その際に使う生皮のチェックも厳しい見極めで上質の物のみを使用しています。厚みが充分にあるもの、油分が多すぎるものや少なすぎる皮は使わずに捨ててしまう場合もあります。また面を仕立てる時に布団が薄すぎたり、芯材の質を落としてしまうと綴じに負けてしまいます。そのため「玄」の布団は頑丈かつ柔軟なコシのある布団に仕上げています。

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